当社の「セキュリティーモニター」は、各種調査にご協力頂ける方をあらかじめ登録しデータベース化した調査モニターパネルです。実際に調査を行う際は、このリスト化されたデータベースの中から、実施する調査の対象者条件を設定し、条件に適合する方を抽出して対象集団を作成します。
当社の「セキュリティーモニター」が他社のモニター組織と異なる点は、取得しているモニターの個人特定情報の正確さにあります。事前登録の際と実際に調査を行う際に、モニター本人やその家族員の職業・職種および一部勤務先名等、必ず確認する手順を踏んでいます。そのため、調査の依頼先様と抵触するようなモニターは、調査実施前に確実に除外することができ、開発段階の機密性の高い調査でも安心して行うことができます。
また、当社の「セキュリティーモニター」を活用したリサーチでは、モニター調査を行う上で最も大事と言われるスクリーニングの抽出段階で、専門スタッフによりきめ細かい対応を行っています。既に、リサーチにより個人情報を提供することに同意したすべてのセキュリティーモニターの中から、調査の対象者条件を満たしたモニターを抽出し、事後行う本調査協力の許諾を得たのち、各種調査を実施しています。その結果、例えばホーム・ユース・テストでは、常に100%に近い回収率を維持しています。
上記手法を用いて事前スクリーニングを行い、主に下記の調査を実施することが可能です。
コンセプトテスト (CPT) 【テーマ例】コンセプト段階など機微なテーマ等の調査 |
ホーム・ユース・テスト (HUT) 【テーマ例】定量的試食・試飲・試用テスト等 |
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商品特長を正しく理解し、受容されやすいコンセプトは、消費者に伝える大切なメッセージ。従来ネット調査では、不向きだったチェックが安心して実施でき、新製品開発、商品改良時の調査で力を発揮します。 | 主に開発品等の試食・試飲・試用テスト等の調査に最適です。期間も最短3日程度〜最長6ヶ月程度まで設定し実施することが可能。実際に対象者のご自宅で調査する為、より生活感のある状況での調査になります。 |
セントラル・ロケーション・テスト (CLT) 【テーマ例】定量的パッケージデザインテスト、試食・試飲テスト等 |
グループ・インタビュー (GI) 【テーマ例】定性的パッケージデザインテスト、試食・試飲テスト等 |
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事前リクルーティングによる会場テストの実施が可能で、機密性の高いテーマや路上での会場テストでは対象者の確保が厳しい条件などの場合に有効です。 | 約6〜7名をグループとして2時間程度のグループヒアリングを行うことができます。特にコンセプト段階等の定性的調査に最適です。 |
デプス・インタビュー (DI) 【テーマ例】機微な内容、深層心理を探る定性調査 |
グループテスト (GT) 【テーマ例】試験、試食・試飲テスト等 |
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対象者と1対1でヒアリングする手法です。通常のヒアリング調査では困難なテーマ等に最適で、他の調査にない情報量の多さ、信憑性の確かさ、本音に近い部分がわかりやすいなどの利点があります。 | 約20〜40名を1グループとして実施いたします。時間や使用方法が決まっているようなテストの場合、グループテストによって、コントロールしながら実施することが可能です。 |
実購入製品アンケート 【テーマ例】既存品・新製品などの実購入者アンケート調査等 |
ダイアリーリサーチ 【テーマ例】消費者が購入した品目の日記調査 |
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既存品や新製品等、特定商品を自分で購入した人に対して、商品評価や再購入意向等を通じ、改良ポイントを見出す為の調査。実購入者の特定は、エラーを除外できるようにJANコードの報告により判定します。 | 実際に調査対象期間内に買った物の日記式記入調査です。期間も最短1週間から最長4ヶ月程度まで定点的に追って調査することにより消費者の購入特性などを把握するのに最適な手法です。 |
※調査テーマによって最適な手法をご提案いたします。その他手法についても、お気軽にご相談ください。